海外製ダイエット薬で死にかけた女性。2ヶ月で25kgも減った恐怖の薬
インターネットで見つけたダイエット薬を入手し、「これで絶対にスリムになれる」と喜んだ女性。しかしそのせいで体調をひどく崩し、死にかけていたことを、『The Sun』などの海外メディアが伝えた。
オーストラリアで暮らす2児の母であるエリザベス・カテリナさん(25)が、インターネットで減量効果を期待できそうな海外製ダイエット薬を発見。早速購入し、1日に2度飲むようになった。
しかし服用を始めて少したった頃、エリザベスさんの体調が急激に悪化。耐え難い頭痛、めまい、腹の不調も出始め、毎日何度も下痢を繰り返すようになったのだ。そのせいで体重は減ったものの、エリザベスさんの体は弱り、歩くことさえ困難になった。
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■体調悪化に続き救急搬送
不眠やひどい吐き気にも悩むようになったエリザベスさんは、心拍数が異常に高いことに気づき死をも意識し、あわてて通報して救急車で病院に向かったという。
エリザベスさんを診察した医師も症状のひどさに驚き、ダイエット薬について聞くなり「すぐに捨てなさい」と指示した。結局のところ、エリザベスさんは2ヶ月で25キロ以上痩せたものの「死にかけた」といい、今も完全には回復していない。
■薬に頼ったことを後悔
エリザベスさんは薬の製造元をSNSで見つけ連絡を試みたが、十分な説明は得られず、最終的にはブロックされてしまったという。
そして「8週前まで私は健康そのものだったのです」「あんな薬を飲むくらいなら、ポッチャリ体型のまま元気に暮らせるほうがマシでした」とメディアにコメント。
またダイエット薬を購入した経緯にも触れ、「インターネットで買えるものは安全だと思い込んでいたんです」と明かした。
■「痩せたいと思う」6割近く
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,653名を対象に調査した結果、全体の59.5%が「痩せたいと思っている」と回答した。
薬に頼って楽に痩せたいという人もいるかもしれないが、それが思いもよらない結果を招くこともある。エリザベスさんは今も通院が必要な状態で、心臓や消化器の状態を常に気にしながら暮らしているのだ。
ダイエット薬のせいで命を落とす人のニュースは海外で時折報じられており、やはりインターネットで購入した薬が招いたケースも、過去に報じられた。健康上の理由で減量が必要な人は、まずは医師に相談し、体に無理のない適度な運動と食事の見直しから始めたほうがいいだろう。

(出典 news.nicovideo.jp)
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